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🖊️ 執筆:國末 拓実(SHIFT AI 公式パートナー)
ソウルドアウト株式会社にて生成AI活用プロジェクトオーナーとして、企業現場における生成AIを推進。またNewsPicksにて生成AIトピックスの運営、 AINOWのライターを務め、生成AIの活用法や現場導入のポイントなどを発信。その他複数の生成AIプロジェクトに参画しながら、SHIFT AIではプロンプトやChatGPTを中心に、ウェビナーの実施や教材開発に携わる。
note>>https://note.com/kunipii
Xプロフィール>>https://twitter.com/kunisuetakumi
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■目次
■GPTsとは
■GPTsの特徴
- 独自のインストラクション(指示)
- カスタム指示のように、事前にGPTsの挙動を自然言語で設計することが可能。
- 例えば論文の内容を初心者にも分かりやすいように解説させるGPTsや、マーケティングリサーチが得意なGPTsなど、特定の用途にカスタマイズしたChatGPTをノーコードで簡単に作成できる。

- 追加知識(Knowledge)
- PDFやテキストファイルをGPTsの追加知識として、事前に覚えさせることが可能。
- 例えば、ある分野の研究論文を読み込ませれば、その専門分野について質問に答えられるようになる。
- これより、GPTに対する「教育」が容易に。知識の取り込みによって回答の質を高められるため、大きなメリットである。
- このようにKnowledge機能を上手く利用することで、特定分野に特化した専門性の高いGPTを作れるようになる。

- DB挿入やAPIを用いた他サービスとの連携(Action)
- Action機能を使うと、チャット中に外部のAPIを呼び出したり、データベースにデータを挿入したりすることができる。
- 技術的には、Actionに対応するプログラムを記述することで、DBやAPIの操作を実現。プログラミング言語はOpenAIが対応しているものを使用する必要がある。
- 例えば、ユーザーから入力されたメールアドレスをデータベースに登録するアクションを作れば、次回からその情報を利用できるようになる。
- また、天気予報APIと連携すれば、リアルタイムの天気情報をチャットの中で提供できるようにもなる。
- このようにActionを使えば、様々な外部サービスと簡単に接続できるので、GPTの範囲を大きく広げることができる。データの蓄積や外部機能の取り込みなど、広い可能性を持っている。

